おかしい。GWが終わってしまう。
清森です。4月末から仕事の調整も兼ねて12連休でした。前半はワクチンを打った関係で撃沈、5月に入ってようやく動き出したと思ったら、もう休みが終わります。確定申告前に苦しまないよう、この間に帳簿付けを進めておこうと思ったのに……予定は未定、思い通りにはいかないものです。
そうそう、連休中、楽しいこともありました。コロナ禍においてなかなか遊びに出かけられませんでしたが、久々にバレエも観に行きました。幸せだった……早く旅行に行ったり、みんなでゴハンを食べたりしたいものです。
まずは拍手メッセージの御礼です。
>5/5、8時台にメッセージくださった方
サイトやpixivにて作品をご覧くださりありがとうございました!
以前もサイトにいらしてくださっていたのでしょうか……一度休止状態にしたものの消すつもりはなく、整理して再公開しようと思っていたのですが、DL前の操作ミスですべて消えてしまいました。予告もせず、大変不義理なことをしてしまい申し訳ございませんでした。
内容に若干手を入れているためペースはのんびりですが、DFFは家族パロを中心に、ゆっくりと再録していこうと思っています。またお立ち寄りいただけましたらうれしいです。今後ともよろしくお願いいたします!
この他、作品への拍手もありがとうございました!
さてさて、前回の更新の後、雑記にまとめてみたいと思ったことがありました。
それは、『タイトルについて』。
昔から、タイトルをつけるのが本当に苦手です。タイトルは小説の一行目、という記述を見かけたことがありますが、そもそも文章も導入部が一番苦手です。ある程度書き進めたら筆も乗ってくるけれど、最初の1ブロックに一か月くらいかけることも。タイトルが小説の一行目だとしたら、本文に入れるまでに一か月どころか二か月はかかるでしょう。
そういうわけで、いつも本文を書き終えてからタイトルを考えるのですが、この作業がまた苦痛。きっと推敲しているうちに思い浮かぶだろうという淡い期待は、毎度のことながら打ち砕かれます。叶わないとわかっているのに、なぜ願う。
それでこの間、話を書き上げた後に、腰を据えてタイトルのつけ方を調べてみようと思ったんですね。
いろいろな記事があったのですが、一番わかりやすく箇条書きになっていたのがこちら。
なるほど、なるほど……と読み進めていって、結論としては、「それができないんだよっ!」
単語やモティーフを組み合わせるというのは、元になる単語やモティーフがなければいけないわけで……
もちろんどういう話にもモティーフはあるけれど、それが言語化できないような象徴的なことも多いのですよね。アイテムなんかがあればいいものの、例えば「友情」とか「愛情」とか「パートナーシップ」とかいう感情面だったり、「声」とか「ぬくもり」とかものすごく限定的だったり。
キャラクター名をタイトルに使うというのも、キャラの紹介だったり伝記的な一面がある話であればハマるけれど、ふわっとした内容の話には合わない。
つまるところ、その話で何を伝えたいんだ?というのが肝なわけだけれど、たいしたテーマも考えずに書いてることだってたくさんあるのです。特に二次創作の場合、このキャラとこのキャラが話してるシーンが書きたい!が動機だったりするわけですから。
言うなれば、そういう言葉選びのセンスが皆無。二次創作だからとかそういう以前に、わたくしは、コピーセンスが皆無なのであります。
物語を作る能力とタイトルやコピーを作る能力は、まったく別物だと思うのです。
物語を作ることが特別得意というわけではないけれど、私にもそれなりに話をまとめることはできます。重箱の隅を突っつくように「その一点から話を広げてみる」のは、比較的得意かもしれない。話のネタにはあんまり困ったことがない。
だけれど、壊滅的にコピーセンスがない。だからタイトルだけでなく、あらすじを書くのも苦手。一目で人を惹きつける文章が書けない。訓練すればある程度はできるようになるんでしょうか。職業なら死に物狂いで訓練するけれど、これは趣味だから……を免罪符についつい後回しになってしまう。
結局、別のまとめかなにかで見かけた、すぐに実践できそうと思った方法を試してみたんですね。
作品の最初の一行ではなく、最後に一行付け足すつもりでタイトルを決める。これなら私にもできそうです。
それでは、前回の更新での話を例にして。
かたく絡んだ氷はほどけ、苦しみは尽きた。長い冬が終わる。
……付け足せない!
考えたら、文章の最後の一文はいつも悩んで、ちょっとポエムっぽく終わることが多いんですね。話の中でもけっこう力を入れて考える部分です。だからそれそのものが、あと一文付け足された感じになってしまっている。
どうする? 『長い冬が終わる』の部分をタイトルにする? でもそうすると、『苦しみは尽きた』で作品が終わることになって、なんだかぶった切られた感じにならない?
結局、更にもう一文捻りだすかたちで、タイトルを決めました。
かたく絡んだ氷はほどけ、苦しみは尽きた。長い冬が終わる。
『夜明けの声を聞く』
なんかポエムがくどいけど、もういいじゃろ……
後から見返してみると、漢字は『聴く』でもよかったかなと思いつつ。
スパっと素敵なタイトルを導き出せるようになりたいものです。そのために勉強……する間に話が書きたい~~