更新など

休みの日はサイトをいじり倒そうと思っていたのに、一日だらだら海外ドラマを見てしまった…
去年の夏ごろにはNHKオンデマンドに入って100分de名著やプロフェッショナルの流儀を延々と観ていて、秋にはdTVやfuluなどで海外ドラマを観てましたが、11月末くらいかな、観ていたドラマが軒並み配信終了し、Disney+に移行してしまいました。
そして入ってしまったDisney+。配信サービスに登録したら、あとは動画ループに陥るのが確定された未来。
もう11年、自宅でテレビは観ていません。デジタル化の折にテレビを買い替えたものの、買ったケーブルが短くて届かなくて、買い直さなくちゃと思った翌日に震災がきて、それどころでなくなってしまいました。
もともとテレビを観るタイプの生活をしていなかったので、そのままなんとなく、ゲーム専用になってしまっています。
とはいえ据え置きをプレイする体力がなくなって久しい昨今。先日久しぶりにテイルズ新作をプレイしました。その前はFF8R、その前はFF12Rだったかな。寝っ転がってできる携帯機に慣れてしまうと、なかなか据え置きに手が出ませんね。

ここから表題について。
旧サイトからの作品の移行が主なため、あえて更新履歴は作らず、ここでもあまり触れることはありません。
更新があった際は、TOPのジャンル項目の横に日付を入れてありますし、初出の話を書いた場合には、作品タイトルとともにタグをつけるようにするつもりです。
そんな中、先ほどDFFにpixiv掲載中の『白い境界』関連を追加しました。pixivには初出のころからほとんどいじっていない文章を載っけてますが、サイトのほうには、オフライン本を発行した際の改訂版を載せました。
また、書下ろしとして追加した部分もパスワード付きで再録してあります。
本の再録は、お金を出して買ってくださった方がいることを考えて、今までほとんどしたことがありません。ただSNSやpixivが閲覧のメインになっている今、サイトまで足を運んでくださる方は少ないですし、完売後ある程度年数が経った個人名義のものを、サイトで限定公開するだけならよいのでは…と考え直しました。
パスワードは発行年月日である 20160504 です。発行年月日はpixivの告知ページにも載っています。
書下ろし部分『無垢』は、かつてサイトで連載を試みて中断したフリスコ版その後の導入部を下敷きにしました(CP要素は抜いてあります)。自分では思うように書けて満足でしたが、積み重ねたものをひっくり返す結末なので、読む方によっては受け入れいられないかも…と後になって気づきました。
もしお読みくださった方がいらっしゃいましたら、どう感じられたか、ご感想などお聞かせいただけましたらうれしいです。

『白い境界』は、槍を抱いて丘に座り、青く死んだ大地を見つめるフリオニールの夢を見たことで生まれた話です。
その情景と境界の概念だけをぼんやり覚えたまま目を覚まし、忘れないうちにと『目覚め』の部分を二日で書き上げました。文章はガタガタしていてなめらかでないところもあるけれど、自分の中の核になる作品のひとつです。
絵が自由に描けたなら、夢で見た情景を文章でなく、ヴィジュアルとして描き上げてみたかったな。
でも、文章という表現方法を持てたことが幸せです。文字で描けない世界はない。